三十路からのキャリア飛躍

キャリアアドバイザーです。自らの成功を夢見てもがいています。

ピラミッド思考をコミュニケーションに活かす【コーチング】

先日、会社の知り合いが、コーチングのセミナー?勉強会?をやっているとのことで、誘っていただきました。

 

上場企業マネジメント層の方や独立してビジネスやられてる方など

意識の高い方がコーチングをディスカッションする場でした。

 

今回のお題は

「目標の立て方」でした。

 

二時間に及ぶワークに次ぐワークでもう全部覚えてないんですけど、一点だけ心に残り、実践したいなというものを書きます。

 

それは目標をピラミッド構造で立てるということです。

ピラミッド構造はクリティカルシンキングでよく使われる論理スキルですね。バーバラ・ミントが詳しく本で扱ってます。

 

図に書くと簡単です。

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え、みづらいかな?笑 ごめんなさい。

 

説明します。

一番上に抽象度の高い志を書いて

 例)世界中を旅して色々な文化の視点を身につける

二番目にはより具体的な目標

例)英語ペラペラになる

三番目はto doみたいなもの

例)英会話教室に通う、本を一冊読む…

 

って感じ。ここまでは、ありきたりっていうか、誰でもやってたりする。

 

これを人とのコミュニケーションで使う。

コーチングのセッションでは、

初回にまずこの全体像を、とくに上位目標の設定に時間をかける。(コーチングでのクライアントは売り上げを上げたいとか、部下のマネジメントをうまくしたいとか中位目標を持ってくる人が多いから、それはなんのためなのか?というビジョンをはっきりさせる)

それで2回目以降のセッションでは上位目標を理解した上で実際に中位目標達成のためのタスクに取り組む。という流れがあるらしい。

 

これのなにがすごいかって?

例えばなんですけど、こういう経験ないですか?

上司にただタスクの命令をされたが、なんのためにやるのかわからずやる気でない。

厳しい指摘を他人にもらうと、お前にオレのなにがわかんねん、って気持ちで反発しちゃう

 

ぼくにとってはあるあるなんですよ。

そういうむかつく上司はいっぱいいたし、

自分もそんな指示を後輩に出していたかもしれない。

 

そんなときにアドバイスとか、タスクの指示をしてくれる人が、自分のビジョンとか、その仕事を通してなにを達成したいのか把握して理解した上で言ってくれたらどうですか?

納得しますよね〜

 

これを意識すると部下のマネジメントとか、カウンセリングとか、コンサルティングとかそういうコミュニケーションはガラッと変わると思います。

 

しかもその大切さはわかってるけど、できてない人は、この「図にする」ということを通して視覚化できて、上手にできると思う。

 

そしてここには、一つ人と接する時の重要な信念があります。

人はみんなビジョンとかもった存在だとみなすということ。一つの行為には、なにか大きな目的があるかもしれないこと、意識無意識かかわらず。それをぼくは大切にしたい。

 

そんで、これを来週からのキャリアカウンセリングに活かしたいと思います。

 

たぶん転職したいって来る人も

転職した上でなにを実現したいのかということを明確にすれば、自ずと人生の大きな方向性が見えてくるんじゃなかろうか。

 

まあ、そのビジョンを言語化するのが難しいんだよ、っていう悩みはまたこれからのお話。

 

ちゃんちゃん。

 

 

追記

カウンセリングを近しい家族とかにするって、難しいですよね。照れくさいし、他人より向き合うのが難しい…役に立ちたいけど、うまくできない。最近の悩みです。