三十路からのキャリア飛躍

キャリアアドバイザーです。自らの成功を夢見てもがいています。

【面接対策】転職活動始める前に面接で話せる「工夫」を今の業務で作る方法①~「定量的」こそデキる人間の必須スキル~

転職活動始める前に面接で話せる「工夫」を作る方法①~「定量的」こそデキる人間の必須スキル~

 

【問題提起】

転職面接で聞かれることで、

 

「現職で工夫したこと・頑張ったことはなんですか」

 

というものがあります。

 

そしてありがちな返答パターン

「誰よりも長時間働いて、実績を残しました!」

「信頼を得るために、何度も顧客先に足を運び契約を結びました!」

 

という、「ワタシ、パッションで頑張りました!」

という内容ですね。

これは超ナンセンスです!

 

企業が知りたいのは「現職での経験は自社でも活かせるのか?」つまり

 

「現職で工夫した経験は、他の業種でも再現可能か?」

っていうことなんです。

 

だからそれをアピールしなくてはならない。

 

「そんなこと言っても、ガムシャラに働いてきた自分に工夫っていってもなあ」みたいなあなた、

 

以下の文章読んでください。

 

<ビジネスフローを因数分解し、定量的に行動していたか>

 

例えば、個人むけ生命保険営業Aさんについて考えます。

 

まず自分に問いかけます。

Q自分の行動、因数分解できてますか。

 

ただただ、お客さんをまわっていい提案できればよいというのではなく、全体を把握してから行うと効率的ですからね。

 

たとえば保険営業はこんな感じで分解できるかもですね。

 

契約締結数=顧客へのセールス(量)×受注率(質)

 

みたいな感じです。この時に、セールス量を増やすのか、受注率を上げるために質を高めるのか、どっちの対策が効果的かという風に考えると

他人にも説明しやすいですね。

 

もしくは、

売り上げ手数料=(一人当たり契約金額×契約人数)×平均手数料率

という考えもできます。

そうすると、①おおきな契約をしてくれる富裕層にあたる、②小口でも人数を当たる、③手数料の高い商品だけを扱い

 

3つの視点が少なくとも考えられます。

あとは「そのためにどう行動したか」ということを説明すれば(まあそれはそれで難しいんですけど)、立派な自己アピールです。

 

さらに言うと、

・一人当たり契約金額が今まで1000万円だったところ、3000万円にするために金融資産1億円以上の富裕層にアタックする

とか

・契約人数を月30人を60人にするために、(受注率50パーセントだとして)

いままでは60人にアプローチしてたけど、これからは120人にする

みたいな

「数字で語れる」と尚可。

 

これを定量的と言ったりします。逆の言葉は定性。

 

これができると、普通の業務でも上司を納得させることができますので是非考えてみてください。

ちなみに、この思考法はこの本が結構おすすめです。

営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて/冨田和

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「釈迦に説法だよ」という人はすみません。

次回、続編的なものを書きます。

 

 

次回のテーマ(予定)

「Qキャリアアップのために漠然となにかしなきゃいけない気がする!どうすればいい!?」

→「A企画、企画、企画ゥゥゥゥ!」